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突き板と合板の違いについて解説

1. 「合板」とは

まず、合板とは何か?から知っていきましょう。合板(ごうはん)とは原木を薄くむいて単板(たんばん・ベニヤとも)とし、板の繊維方向が互いに直交するようにして奇数枚を積み重ね接着剤で貼り合わせて1枚の板としたもの。

軽く加工しやすい、熱伝導率が小さい、電気の伝導性が低い、音や振動を吸収する、調湿作用を持つといった木材の性質を兼ね備えたうえで、伸び縮みが少なく耐久性にも優れた素材となっています。

また、1本の丸太から多くの材料を得られるため、大きな板材でもコストが低い点も合板のメリットです。数多くの優れた特徴を持つことから建築用途として屋根、内外壁、床、天井の下地材および仕上げ材、木造住宅の筋かい代替、コンクリート型枠、足場板、ドア、家具があり、楽器、運動用具、電気機器、車両、船舶など幅広い分野で使用されています。

合板 - 「突き板」と「合板」の違い

2. ツキ板とは

突き板合板(つきいたごうはん)とは本物の天然木を紙のように薄くスライスしものをを「ツキ板」「突き板」「単板」「へぎ板」「スライスドウッド」「wood veneer」と呼ばれています。合板の表面に貼り合わせた化粧合板で、木工製作/インテリア製作/建具製作の素材として、又は店舗内装や部屋の内装表面素材として使用されている天然木化粧合板です。

ツキ板とは、天然木を紙のように薄くスライスした素材で日本国内では0.25ミリ厚が主流です。他にも0.55~0.6ミリ厚の「厚突き単板」と呼ばれる厚みのツキ板も少量ですが使用されています。

ツキ板の呼び方は様々で「ツキ板(つきいた)」「突き板(つきいた)」「単板(たんぱん)」「wood veneer(ウッドベニアー)」「へぎ板」「スライスドウッド」などと呼ばれています。

世界中で幅広く使用されているツキ板はそれぞれの国で独自の進化を遂げ、特殊な色に染めた染色ツキ板や人工的に木目を作った人工杢ツキ板まで世界中で流通しています。

合板 - 「突き板」と「合板」の違い

3. 「突き板」と「合板」の違いとは

突き板と合板の違いは「天然木か否か」です。

突き板⇒木材を薄くスライスした板のことで、合板に貼り付けて使用します。

カットはされていますが素材そのものには手が加えられていない天然木材の一種です。

合板は複数の薄い木材を重ねて接着剤で貼りあわせたものなので天然木材ではありません。

接着剤が使われているのでごくまれにニオイや刺激など化学物質による影響が出ることがあります。

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